【職員インタビュー】「アットホームな雰囲気」に魅かれて入社『サクレ江戸川』池嶋さん

2019年2月21日

先輩スタッフの声

サクレ江戸川で世話人をやっている池嶋（いけじま）です。「アットホームな雰囲気」に魅かれて入社しました。

私は、「精神障害にかかわる地域の仕事をやってみたい」と考えていたことがきっかけでSHIPに入社しました。

大学時代は社会福祉全般について学んでいましたが、実習では主に精神科クリニックにいくことが多く、「病院から地域につなげていく仕事」を目の当たりにし、「つなげ先である地域の福祉サービスや事業をぜんぜん知らない」ということに気づきました。

そして、いま働いている障害者グループホーム「サクレ江戸川」の求人を見つけ、在学中からアルバイトとして働きはじめ、アットホームな職場の雰囲気をすっかり気に入り、新卒入社に至りました。（大学卒業と同時に正職員として採用）

障害者グループホーム「サクレ江戸川」は、精神障害や知的障害をもつ方で、単身での生活が不安な方や、家庭または施設や医療機関から地域生活を希望されている方を対象とした共同生活の場です。

日常生活全般の相談支援や援助・介助（食事・清掃・金銭管理・買い物・通院同行・服薬管理・心理教育等）おこないますが、この仕事の魅力は、なんと言っても利用者様の「生活」にかかわれることです。

障害福祉の仕事は、まわりに説明するのがむずかしい仕事です。

「どんなことするの？」と友人に聞かれてもひと言では表現できないのですが、例えば「精神障害があって20年の入院生活を送っていた人が地域で暮らすためにはどんなことが必要？」と逆に質問しています（笑）

そこには食事をどうするか、買い物や掃除はできるか、といった私たちが普段の生活でおこなっていることを利用者様に置き換えて考えることが必要になりますね。

それから、最後に私が感じているSHIPの魅力についてですが、内部研修が充実しているところがうれしいです。マンツーマンの研修もあり、自分のペースに合わせた指導をしてくれ、分からないところは徹底的に付き合ってくれます。

2018年に半年間で取り組んだのは「MI（動機付け面接法）」というスキルで、月に1回～2回ほど法人の事業部長から直接レクチャーを受けました。

これは、簡単に言えばご本人のやる気を引き出す面談技術なのですが、利用者様との日々の何気ない会話の中で「どうしてそう思ったの？」「他に考えていることありますか？」というような深掘りする質問をできるようになり、利用者様の小さな気持ちの変化に気づくことができるようになりました。

それと同時に、利用者様の「やる気（＝動機）」を引き出せるようになってきたことで、私自身も支援がやりやすくなり、以前にも増して仕事が楽しくなりました。

サクレ江戸川・世話人
1991年生まれ／2014年4月入社（新卒採用・5年目）