50歳目前のおじさんと、内臓脂肪減少薬「アライ」の出会い

みなさん、こんにちは。

50歳目前にして、お腹まわりがまるでお餅のようになってきたおじさんスタッフの上田です。

気づけば、ズボンのウエスト部分には常にゴムの跡がくっきり。そしてボタンを外せば楽になること確約という危険な生活を送っていました。

そんな私が昨年6月、ついに内臓脂肪減少薬「alli(アライ)」に手を出しました。

今回は、その体験談を、同年代で痩せにくくなってきた人たちに向けてお届けします。(女性の人が見ると不快に感じるかもしれませんのでご注意ください)

「アライ」購入への道のり

「アライ」は普通の薬局で購入できますが、簡単に買えるわけではありません。

購入にはいくつかの条件をクリアする必要があります。

まず、

  • 18歳以上であること(これはクリア)
  • 男性は腹囲85cm以上、女性は90cm以上であること(余裕でクリア…泣)
  • 生活習慣改善を3ヶ月続けても効果が見られないこと(気持ちはあったが行動が …) などなど

 

そして、薬剤師の問診が必要です。

ドラッグストアの薬剤師さんに「なぜこの薬を?」と聞かれ、正直に「お腹まわりがヤバいんです…」と答えたら、「なるほど、では一度生活習慣を見直してみては?」と優しく説得される始末。

 

さらに「生活習慣の記録はつけていますか?」と聞かれましたが、この記録は対策済み。データを見せながら「もちろんです!」と答えます。

でもなんか売ってくれない雰囲気があったので、「もういろいろ試したんです…  残された道はコレしかないんです!」と食い下がった結果、無事に購入成功。

この時点で、すでにひと仕事終えた感がありました。

いざ服用! でも、ちょっと悲劇、、、

服用方法は、基本的に1日3回、食事中または食後1時間以内。

が、ネットの情報によると「脂っこいものを食べた後に飲むと効果が高い」とのこと。

「よし! ならば久々にアジフライ定食を食おう!」

意気揚々とアジフライを頬張り、そして「アライ」1錠を飲み込む。

 

そして、その夜

布団の中でくつろぎながら、リラックスと共にふと軽いおならをした瞬間、

「ん? …お、おや?」

何か出ちゃった系の違和感

恐る恐る確認すると…

「え、これ、油…!?」

 

そう、「アライ」は食事中の脂肪を体外に排出するのですが、それはつまり…

“意図せぬタイミングで肛門から油が出る”

という恐ろしい副作用があるのでした。

失敗から学ぶ! 「アライ」と共に生きる心得

ということで、皆さんには『先人の知恵』を授けたいと思いますので、以下のわたしの失敗と改善の歴史を参考にしてください。

1,外出時には「油警戒モード」発動

・はじめの頃は、油の排出効果を甘く見ていて、普通に生活をしていました
・お昼に調子にのってカレーを食べて、ちゃんとアライを服用
・食後のリラックスで油断して自然と小さなおならと共に、大量の油がパンツに付着することも

2,ブリーフ+ナプキンが最強の防御策

・アライとの共存にトランクスは危険です。「おなら」という名の「あぶら」が太ももに流れてくるかも
・おススメはブリーフです。でも最近はもっぱらトランクス、お店にブリーフは売ってません
・そこはAmazonなどネット購入がおススメです。プラスアルファで女性用ナプキン(多い日用)も装備しましょう

 

3,とにかくおならには細心の注意を払うこと

・着衣のときは慎重に、トイレのときは思いっきり、このリズムを忘れずに
・起床後、朝イチのおならは量が多いので、トイレですることをおススメ(音に注意!)
・でも安心してください。そのうち身体や肛門が油の排出を制御できるようになります

さて、アライの効果のほどは?

ここまで散々な目に遭いながらも、9ヶ月の服用でどのくらいの成果があったのか?

結果:体重マイナス4kg、体脂肪率マイナス2.4%!

「え、9ヶ月でそれだけ?」

と思うかもしれませんが、言わせてください。

  • お酒はやめなかった
  • お菓子もやめなかった
  • 週2回のジョギングはしていた

この生活で4kg減ったんだから、個人的には大健闘です!

 

しかも、体感としてはお腹まわりの脂肪が減って、ズボンのウエストが少しゆるくなった気がします。

「あれ、痩せました?」って言われることもあれば、まったく言われないことの方がデフォルトです。

まとめ:おじさんは戦い続ける

「アライ」は、内臓脂肪の減少に確かに役立つ薬ですが、

  • 副作用(油漏れ)のリスクを覚悟すること
  • 適切な防御策(ブリーフ+ナプキン)を講じること
  • 生活習慣の改善も並行して行うこと

が非常に重要です。

 

正直、ここまで油と格闘するとは思ってもみませんでした。しかし、「アライ」と共に生きる術を学べば、怖くない!

50歳目前のおじさん、これからも健康と不健康の狭間をさまよいながら、なんとか生き抜いていきます。

同じように「お腹ヤバいなぁ」と思っている方、一緒に頑張りましょう!

 

今回も社会福祉法人らしくないブログを書いてしまいました・・・

それではまた

アディオス・アミーゴ