【慶応大学理工学部研究科学生 とのコラボ企画】
新たな支援ツールの開発に向けて

当法人の就労継続支援B型 パン工房ボンシュシュでは、利用者の皆さまのパンの生産力・販売力の向上をサポートする「パンチャレ支援プログラム」(パン作りチャレンジ支援プログラムの略)がスタートしています。

パンチャレは、①実際の作業を経験しながらスキルUPを促す「OJT方式」、②ベテランパン職人が週1回開催する「パン教室」、③動画を視聴してスキルUPのポイントを確認する「動画教材」、④レベルをクリアするごとに景品がもらえる「表彰制度」、以上の4つから構成されています。

 

ここに、慶応大学理工学部研究科学生さん の 近藤さん・畠山さん による支援教材が加わる予定です。

福祉や心理学部ではなく「理工学部」のお二人が関わっていることがポイントです!

 

 

美味しいパンを作るためには、生地の形や接触時間など、パン生地を最良にするためのポイントがあります。

生地の形は、ガスの抜けがキレイな円形がポイントです。また、生地を触り過ぎると痛むので短時間でキレイに仕上げることがポイントになります。

 

そういった正解・不正解データを AI(人工知能)に組み込むことで、ボンシュシュで作るパンのクオリティコントロールを図ることが今回のコラボ企画のねらいです。

 

AI により、このパン生地は「GOOD or BAD」の判断がなされます。

そしてどのような工夫を施せば「GOOD」になるのかもレクチャーされる支援ツールの開発に向けて、この度、理工学部で研究に励んでおられるお二人とコラボさせていただいております!

 

 

お二人は、将来的には「完成した支援ツールをたくさんの福祉施設で活用してもらいたい!」と考えておられるので、私たちボンシュシュも全力で応援しつつ、その恩恵にあやかりたいと思っております。

 

今後も支援ツールの開発状況を少しずつ報告していきますね。